熱戦プレーオフ
ソフトバンク対ロッテ。昨日までロッテ2勝でロッテ優勝に王手。
先発投手 ロッテ 渡辺俊介 ソフトバンク 新垣渚
とんでもないドラマが待っていた。7回までソフトバンクは先発渡辺に無得点。8回も薮田に簡単に抑えられ0点。一方のロッテは3回に西岡のタイムリーなどで2点を先取。8回にも福浦のダメ押しのタイムリーで9回表終了時点で4−0。9回のロッテのマウンドには今年のセーブ王の小林雅英が登場。勝負はもう終わったかに見えた・・・が、ここからホークスが意地を見せる。ここまで沈黙していたホークス打線がついに開花。カブレラのヒットを皮切りに怒涛の集中打を放つ。大村のタイムリーで1点を返して満塁で代打荒金。
ここで自分はゲッツーを確信した☆今まで荒金のヒットを見たことが無かったからだ。
が・・・荒金のセンター前ヒットでランナー2人生還。宮地が進塁打を放ち2アウト2、3塁になって4番松中。。。
ここが運命のターニングポイント。プレーオフノーヒットの松中を敬遠。
5番ズレータ。もう小林雅英はこの時完全に動揺していた。ストレートの押し出しでホークス土壇場で同点に。かなり力が入っていた。何と球速は153キロを記録していた。しかしストライクが入らないとどうにもならない。まさか噂のコバマサ劇場がこんなときに起こるなんて・・・9回裏ロッテの選手は優勝を確信していた。バレンタインも泣きそうな顔をしていた。選手はスパイクからシューズに履き替えていただろう。同点に追いつかれたロッテベンチはまるで天国から地獄に落とされたかのようだった。
ホークスが同点に追いついた時点で勝負は決まっていた。10回裏川崎のサヨナラヒットでホークスが勝利。こんなに劇的な勝利は久しぶりだと思う。昨年のメジャーリーグのヤンキース対レッドソックスの試合が頭によぎった。まだロッテ有利は変わらないけどこれでおもしろくなった。それにしても小林雅英はかわいそうだった。
一般論でのターニングポイントは松中の敬遠作だろうがあの場面はしょうがないと思う。松中は左バッターだし松中は松中。自分がもしピッチャーでも監督であってもあの場面は敬遠を指示すると思う。右打者の方が小林雅英の得意な球シュートが有効だからだ。結果論だしあれはしょうがないと思う。それよりも今思うと痛かったのが大道のボテボテの当たり(セーフティバントみたいな)を小林雅英が慌てて一塁に送球がそれてセーフになったプレイ。あれからコバマサ劇場のきっかけだったと思う。一番自分がビックリしたのが荒金のヒット。まさかのヒットだった。あれが大きかったと思う。代打で出たときは 王ハ、ナニヤッテンダ↓↓・・・と思ったが。
それにしても凄い試合だった。ホークスの意地が出た試合だった。もう優勝しなくてもいいって思ったほどの試合だった。隠れロッテファンの自分はロッテ優勝でもいい。そんな試合だった。もしこれでホークスが優勝してしまうと小林雅英は2度と復活しないと思うからだ・・・クローザーってほんとに難しいよな。。。明日もソフトバンクが勝つと盛りあがること間違いなし。どっちも好きなチーム同士の対戦だから第5戦まであるといいなぁ☆
明日の予告先発 ロッテ 小林宏 ソフトバンク 和田