限界なんて思いたくない・・・

sasisusekiyama2005-07-29

 いつからそんなに野球が好きじゃなくなったんだろうか・・・。野球が好きで好きで楽しかった時代。自分は朝から夜まで親父と野球のことについて話していたと思う。小学生のときは何もかもが夢中だった。プロ野球中継を欠かさず見ていた。
 プロ野球選手になれるものだと思っていたあのころ。「もっと上手くなりたい」。そうずっと思っていた。上手くなることしか考えていなかった。好投手がいると知ればメラメラと闘志を燃やしてた自分が今思い出すと何だかかっこよくみえる。今の自分と比較してみると何だか今の自分が情けない。
 少年野球で対戦した他の野球少年は今何をしてるんだろうか・・・。プロ野球選手になったやつもいる。大学で野球を続けているやつもいる。野球を辞めたやつもいる。仕事をしてるやつもいる。グータラしてるやつもいる。自分はいったいどこに所属しているんだろうか。何がなんだかよくわからなくなってきた。なぜあの頃のような闘志を無くしてしまったのだろう。中学、高校もそれなりに野球を楽しめた。でもあの頃のような気持ちがあまり湧いてこなかったのは事実だ。なぜだろうか・・・。
 考えてみると、もう自分は限界だと思っているのかもしれない。小学生のときからあまり変わっていない気がしてしょうがない。小学生の頃一番自信を持っていたのは肩の強さ。あの当時は誰にも負けない自信があった。しかし今では肩が弱点となっている。肩に自信を持っていた自分は凄く悔しい。本当に悔しい。中学校のときに何回も肩を痛めたせいかもしれない・・・言い訳なんかしたくないけども。「肩なんでそんなに弱なっとん?」とか「肩どしたん?」みたいに違う高校のやつからよく言われた。野球部員からも「力が途中で抜けるような投げ方しとんなぁ」と指摘される。指先から力なく抜けて暴投を投げたり、回転をうまくかけられずにボールが沈んでいく・・・キャッチャーをやっている身にとってこれだけヘコムことはない。こんなことを言っていると「ただ努力してないだけ」「いいわけするな」みたいに思われるかもしれないが・・・。でも本当に悔しい。もし自分が今めちゃくちゃ自信の持っているものが、将来それが欠点になる想像をしてみてください!と言ってもただ虚しいだけか・・・。
 今の自分が限界だと思っている。でもそれは捕手として。小、中、高と捕手をしていたので寂しいが、このままだと多分おもしろくない。大学に入ると同時にファーストをしようと思っていたが、未練があって捕手を続けていた。でも今のこの自分のグダグダ感を変えていかなければならないと思っている。ポジションを変えただけでは何も変わらないかもしれない。でも何かを変えないと始まらない。もう少し痩せてがんばります。