やくるときゃんぷ

sasisusekiyama2005-11-14

 今日はヤクルトのキャンプに行ってきた。プロ野球ファンとしては秋季キャンプをせっかく松山でやってるんやから見にいかなあかんと思って行ってきた。有名どころでは古田、青木、五十嵐、石川、高井なんかが練習してた。やっぱプロはスゲぇわ☆ 古田の控えの捕手、小野公誠!?だっけ!?(名前間違ってるかも) 打球飛ばす×②。マスコットバットでライトに流し打ちでスタンドに放り込むなんて普通じゃありえない。4番バッターならまだしも小野は古田の控え。どんだけプロってのはレベルが高いんなと改めてプロの凄さを実感した。青木も本当に柔らかいバッティングをする。古田がバッティング投手をやってたんやけどほとんどがバットの芯に当たっていた。ライナーで引っ張り、センター方向、流し打ちと自由自在に打っていた。あれは誰にもマネできるもんじゃない(だからプロなんやけど)。坊ちゃんスタジアムの秋季キャンプは和やかな雰囲気の中練習していた。みんな笑顔で楽しそうに練習していた。
 それで次に坊スタの隣りにあるマドンナスタジアムに行ってみた。すると観客席にはファンの人が全然いない。見渡しても10人ほど。音楽が流れている坊スタとはまるで正反対の雰囲気でなんだか暗いというか華やかさが全くなかった。そこにはノックで特守をしてる選手が二人だけいた。背番号を見ても顔を見ても誰かわからない選手だった。その選手達はコーチに付き添われて黙々と練習していた。見ているこっちが「もうええんちゃん・・・」って思うほど泥だらけになって練習していた。自分だったら絶対にコーチに逆ギレとまではいかないものの「もうええだろ。」と思って暗く下を向いたまま投げやりな気持ちで練習してしまうだろう。でもそこにいたプロの選手はいくら疲れていても楽しそうにノックを受けていた。足はもうフラフラしてたのに顔は楽しそうだった。やっぱプロは違う。いくら野球が職業っていっても自分にはマネしようと思ってもマネできないほどの精神力を持っている。どんなに苦しかっても、決して弱音を吐かず苦しいことだからこそ楽しもうという気持ちが伝わってきた気がする。練習メニューの多さや練習がきついからと言って、監督に舌打ちをしたり周りにいるメンバーに八つ当たりやキレたりすることがどれだけ恥ずかしいことかが分かった。そうやって人間誰もが自分に言い聞かせるんだけれども・・・体が付いていかないんよなぁ。華やかなプロのイメージとは全く違う裏の光景を見させてもらって勉強になった。プロってそんなに練習せんだろと思ってた自分にはちょっと衝撃だった。やっぱプロは凄い☆