ごーるでん②

sasisusekiyama2005-05-09

 4月28日。松山空港。19時10分の東京羽田行き。3回目の飛行機。かなり緊張していた。最近JALの不祥事が続いていたので飛行機に乗るのにビクビクしていた。お土産を買って飛行機内へ。幸運にも東京は晴れ。少し安心した。そして出発。離陸すると凄い圧力が体にかかる。押し潰れそうになったとたんに普通の状態へ。少しその間放心状態になっていた。ボーっとしていてふと窓を見ると夜景がものすごくキレイだった。その景色を見ていると飛行機の怖さなど忘れていた。。。いつのまにか着陸態勢へ。松山ー羽田間は1時間20分で着く。飛行機はやっぱり速い。祈るようにして機長さんに全てをたくす。無事羽田に到着。ここからが本当の勝負だった。友人の指示に従い浜松町行きのモノレールに乗り込む。20分ぐらいたつと大井競馬場が見えてきた。かなり広かった。東京に来た実感がしてテンションがかなり上がった。そして浜松町へ。初めての東京の駅。かなり広くて迷いに迷った。次に乗るのが山手線。緑の看板がすぐ目に留まったのですぐに乗り込む。ここまでかなり順調だった。そして新宿へ。ここでも無事到着。本当に順調だった。自分でもよくここまでスムーズに来ることができたなという感じだった。そして次は小田急線に乗り換え。小田急線の看板を見ると速攻で階段を駆け上った。乗り換えはここで終了!あとは友人のいる向ヶ丘遊園駅へ・・・って、えー!!!人がホームでかなり並んでいる・・・。帰りのラッシュに巻き込まれたようだった。乗るのが怖くなった。本当に凄い人の数だったからだ。押しくら饅頭状態になることはすぐに予想できた。これが東京の怖さかと改めて思い知らされた。しかし都会を味わうことが自分のテーマだったので乗ることに。乗るとまだ少しだけ余裕があった。かなりきつかったがまだ何とか耐えれていた。これで一安心と思いきや電車が止まる。そういや一直線に目的地まで行かないんだっけと困惑する。代々木上原で止まる。人がたくさん入る。降りる人はいない。その繰り返しで人が電車の中で溢れかえる。荷物を上に置かなかった自分はかなりの迷惑に。人からかなり鋭い視線を浴びる。これまで地元でも電車に乗ったことがない僕はそんなマナーを全く知らなかった。車内のムードは最悪だった。知らない人と体を密着させることにストレスを感じ、ぶつかったり押したりする車内。一人のペースがないほどギュウギュウだった。痴漢と間違われてたらどうしようもないので両手をつり革に。荷物をできるだけ高く。それでも自分のペースがなかった。早く逃げ出したかった。そして25分後やっとのことで向ヶ丘遊園駅に到着。このとき一生東京には行きたくないと思った。車内のあの状態で携帯ゲームをしていた地元の小学生を見たとき凄く尊敬した。駅の階段を降りると友人がいた。髪を少し染めていてかっこよくなっていた。