ごーるでん③

sasisusekiyama2005-05-12

 4月29日。待ちに待った東京旅行初日。この日の目的地は横浜。かなり楽しみである。横浜の印象としてはなんといっても中華街。食べることが好きな自分は外せない場所である。9時頃に友人宅のある川崎を出発。まず町田に行く。以外と都会だった。そして町田から横浜へ。やっぱり都会の住宅地は規模が違う。
 新横浜駅に到着する。なぜ新横浜かと言うと、新横浜ラーメン博物館があるからだ!!きれいなお姉さんに道を聞くとすぐそこだと言う。本当に近かった。知らない人と会話をするのも旅の醍醐味だと思う。博物館に着くと外観は案外普通だった。入場料300円也。中に入ると外観からは想像できないぐらい雰囲気のある所だった。昭和をモチーフとした感じがたまらなかった。客もたくさん並んでいた。自分はラーメンよりもうどん派だがここは全国でも屈指のラーメン店が集まってる場所。テンションが自然にあがる自分に驚いた。お腹が空いていたのでとりあえず並んでない店へ行くことに。「春木屋」という店に入った。ここはスープが透き通ってる醤油ラーメンで有名らしい。そして入る。食べる。・・・うまい!!さっぱりしている醤油ラーメンだが想像していたよりもコクがあった。初めてだった。さっぱり系の醤油ラーメンでこれだけ感動するとは・・・。2軒目に行く。一番並んでいた店に行くことに。待つのも旅の醍醐味のひとつだと思い並ぶ。店の名前は「こむらさき」。熊本ラーメンである。スープは豚骨だった。トンコツラーメンは友人の大好物。ワクワクしていた。このさいだからと一杯1200円するラーメンを頼むことに。チャーシューが凄いらしい。そして待つこと20分。店内に入りラーメンを待つ。ラーメンが登場すると凄いデカイチャーシューがどっさり。食べてみるとそれはもう・・・トンコツなのにさっぱりしているスープ。めちゃくちゃ美味しかった。そしてチャーシュー。トロケタ・・・。大満足だった。しかしお腹いっぱいだった。それでも3軒目に行くことに。名前は「支那そばや」。そうあのガチンコで登場してた佐野実の店だ。さっぱりとした醤油のラーメンだった。もう限界だったために味は普通な感じだった。(すみません)しかし自分は食べていくうちに知らぬ間に完食していた。おそらくその純粋なうまさが満腹な自分の食欲を蘇らしたのだろう。大満足の2人。博物館を出た。
 次の目的地は横浜中華街。かなり満腹だったので少し休憩するためにショッピングとお茶をすることに。横浜駅に着く。横浜駅から繁華街まで遠いことに気づく。横浜ランドマークタワーまでかなり歩いた。カフェに行きしばし休憩。隣の客が標準語で話をしている。まだ慣れていないのでストレスが溜まる。ランドマークタワーはかなりデカかった。
 歩いていると横浜スタジアムが目に留まる。人が並んでいた。この日は横浜対中日の試合があった。試合を見ない予定だったが、野球観戦が好きな2人はいつの間にか球場内へ。横浜スタジアム・・・思っていたよりもかなりキレイな球場だった。先発投手の発表で友人が「三浦と川上のエース対決だったらなあ」とつぶやく。願いが届いたのか先発投手は言っていた2投手だった!この発表にテンションがさらにあがりハイタッチをする2人。「あいつ肩弱いよなあ」とか「バッティングやばい」とかプロの技術に圧倒されたり少しバカにしたり。そういう会話で楽しんでいた。一番違うのは打球のノビ。アマチュアの野球とはレベルが全然違うので少しショックだった。試合が始まると緊張する。ライトスタンドもレフトスタンドもエース対決だけあっていつもより応援に力が入っていただろう。テレビで聞いたことのある応援歌を聞くだけでも来てよかったと思った。生のプロ野球はやはり迫力があった。この臨場感はテレビでは伝わらないだろう。試合は中日打線が爆発して中日が大勝。川上憲伸のキレの凄さとウッズのホームラン、それとクルーンの球の速さには感動した。同じ人間とは思えないプレーをするプロの選手を見てかなり満足だった。
 試合終了と同時に横浜中華街に。テレビや雑誌で何回も見たあの風景にこれまた感動しカメラのシャッターを何回も押していた。ガイドブックを見て店を決めた。店の名前は「梅蘭」。梅蘭焼きそばと言うのが有名らしい。店に入ると色紙がいっぱいだった。中でもウド鈴木のサインが2枚もあったので有名な店なんだと分かり嬉しくなった。梅蘭焼きそばがテーブルの上に。見た目は普通だが食べてみるとまたまた感動。表面をパリパリに焼いた麺の中から野菜の餡がトロ〜と出てくる。餡かけ焼きそばの逆バージョンみたいな感じでかなり美味しかった。ショウロンポウも美味しかった。この日だけでおそらく体重が3キロ増えただろう。
 帰り道は2人ともかなり疲れていた。15キロは歩いただろうか。もしかしてそれ以上かもしれない程よく歩いた。帰りの夜のランドマークタワー周辺の夜景は本当にキレかった。ラブラブモードになっているカップルがたくさんいた。ここでもまたシャッターを押しまくる。横浜にはまた来たいと思った。今度は彼女と2人で・・・。横浜をかなり満喫した2人は疲れまくっていた。やっとのことで桜木町駅に着くと限界が。もう歩けないとこまできていた。やっとのことで向ヶ丘遊園駅に着く。そこから友人の家までは1キロぐらいの短い距離だが、暗黙の了解みたいなかんじでタクシーに乗り込む。家に着くとあっという間に夢の中に入っていた・・・☆