カミングアウト

　今日で11月も終わり。明日からは12月だ。この１年はこれまでの人生で１番早かった。何でそう思うんだろうか。やっぱ３月のケガが大きかったかなぁ。３月から４ヶ月間ほど野球せんかったことが影響したんだろうか。この４ヶ月はめっちゃ平和でフワフワした時間やったから知らん間に冬だったんが夏になってた。でも最初の１ヶ月は地獄だったなぁ。ほぼ寝たきり状態で階段登るのがやっとだったから。。。リハビリでお世話になった病院の先生、毎日野球が終わるとお見舞いに来てくれた友人、毎日電話してくれた家族・・・などなど、この１年は今までで１番いろんな人に支えてもらった年でもあった。
　ここはしょーがない。カミングアウトすることにしよう。もう時効だ。実はずっと秘密にしてきたことがありました。それは何で膝の靭帯を痛めたってこと。友人なんかには「キャッチャーしよってランナーと衝突して靭帯損傷したんよ」って言ってました・・・があれは嘘。実は試合前に寒すぎてすもうで膝をやっちまいました(笑)　相手はチーム１の力を持っているあだ名がケンシロウという凄いやつ。そのケンシロウに勝てるやつはいないかと先輩が自分を推薦する。周りの野球部のギャラリーが集まってくる。「ケンシロウだろやっぱ」「いや○○が勝つかもしれん」「この戦いは見ものやねぇ〜」・・・が、勝負を始めた数秒後自分は負けると確信した。あまりにもの相手の力の強さに。そして・・・無様に負けたくはないと思って粘って足首を残していた。この粘りが命取りに・・・。相手の体重と自分の体重が全て自分の膝にのしかかった。普通ではありえない方向に曲がる膝。膝の内側の骨が「グシャ、ボキボキボキ・・」と鳴って、こうなった瞬間に野球ができなくなったと思った。周りのギャラリーにもこのボキボキと鳴った音がわかるほどの音だったという。で膝がブランブランに。。。
　先生「なにしよってケガしたん？」
　自分「いや・・・それは・・・」
　先生「どしたん？」
　自分「(恥ずかしすぎる・・・ここは正直にいった方がいいのか！？・・・それとも)」
　自分「すもうです。」
　先生「(キョトンとして)すもう？？野球部じゃなかったっけ？」
　自分「はい！！！野球部です！！！(汗)」
　先生「そうか。まあなったことがしょうがない、リハビリがんばって！多分３ヶ月。」
看護婦さんもこれを聞いて吹き出しそうになっていた☆
そうよ、すもうでケガしてしまったんよ。笑ってくれたほうが逆にこっちも楽になるよん☆でもやっぱケガしたときは後悔したなぁ。何で相撲とかしたんかなぁって。でもあの雰囲気になったらやっぱ断れんかった。みんながすんごい興味を示していたから。やっぱその後にキャプテンからかんなり怒られたたけど、みんなもあれは悪いって言ってくれたときちょっと嬉しかったなぁ。。。高校のときだってそう。あのときなんもヘッドスライングせんかったら「なんなお前、おもんないんじょ」ってトリの気持ちがわからんやつはきっと言ってたやつが何人もいただろう。こっちやって好きでヘッドスライングなんてするわけないし。ならお前がトリやってみろって言ってやりたい、てかやれ(笑)人におもろいおもんないといっときながらケガしたら全てお前が悪いとか言ってたやつ・・・今思うとそれはないだろ(笑)トリやったことのないやつにあのプレッシャーは経験したことないだろう。あの時さんざん自分を批判したやつ、「でてこいやぁ！(笑)」
みなさん、お早いですが来年もよろしくお願いします♪