ピッチャーとの思い出

sasisusekiyama2006-02-04

 今日は高校生との合同練習。広島の高校だった。で、その高校はと言うと秋の県大会ベスト4チームだった。広島と言えば広陵高陽東広島商如水館といった強豪が多い。しかしそのチームは自分も聞いたことがない高校名だった。見たところそんなに飛びぬけた選手はいなかったが投手のコが結構イイ球投げてたのでなるほどなと思った。やっぱり野球は投手が大半を占める。投手がいいだけで結構勝てる。自分が今まで所属していたチームは運が良かったのかもしれないが投手がいいチームばかりだった。
 中学校時代のエース・・・。身長188センチ、体重90キロの恵まれた体格から中学生ながら130キロに迫るストレートを投げていた。この身長から投げ下ろすような感じの球は中学生ではそうお目にかかることはない。この投手は自分が所属していた硬式リーグの中でもかなり有名だった。高校は古豪の徳島商業に進んだ。自分は間違いなくこいつが徳商のエースになると思っていた。が・・・そのうち巨人に入団する怪物投手がいたのでそいつはずっと背番号『10』だった。甲子園にも出た。でもそいつは甲子園で一回も投げなかった。公式戦ではあまり出番がなかったのだ。出番があっても一回戦の3回ぐらい。本当に何と言うか残念というか・・・。でもまぁ甲子園に出れたんだから良かったとは思う。でも・・・てな感じ。今そいつは自分と同じ大学のリーグで野球をしている。自分の今の目標はそいつからヒットを打つことだ。
 高校時代のエース・・・。身長180センチ、体重70キロの高校時代のエース。中学時代はショートをしていたこともあって肩が強く、センスの塊のような選手だった。今まで受けてきた投手の中では一番かな。これだけキレのある変化球を投げる投手を受けたことがなかった。ビックリしたのが『カーブ』。中学時代の上で述べている投手は球が速かったが変化球は普通だった。だからこのカーブには驚かされた。カーブって言っても結構種類がある。縦に落ちるドロップ気味のカーブ、横気味に斜めに落ちるカーブ、落差の大きいスローカーブ・・・など結構カーブだけでも人によって様々な種類のカーブがある。中でも縦に鋭く曲がりながら落ちるドロップ気味のカーブはなかなか打てない。かなりレベルの低いチームだとこれだけで奪三振の山を築くことができる。高校時代のエースはカーブを自由自在に操り三振を多く奪った。この投手のお陰で最後の夏もベスト8に残れた。今そいつも大学に通っている。惜しむことは・・・自分の大学ならエースなのにというこの何とも言えないモヤモヤとした感じ。惜しいなぁ。
 いろんな投手の球を受けてきたけどみんなイイ球を投げていた。「なんじゃこの球はー!!」とか言いたくなる投手もいたけど人によって全然球筋も違うしノビも違うしキレも違う。変化球の曲がり方もみんなそれぞれ違う。人によって全然違うのだ。そう考えるととてもおもしろい^^人によってこれだけ球が違うんだなと。高校までキャッチャーやってて本当に良かったと思う☆苦労や挫折もあったけどこれだけ野球の深さを知るポジションはない。特に試合での投手とのリードや苦しみの一体感・繋がり・コミュニケーション。。。今思い出してもあのときの緊張感や充実感、信頼なんかが蘇ってくる^^
 今まで受けてきた投手の球筋なんかの記憶は自分にとっては宝物だ。今まで受けさしてもらったことに「ありがとう」と言いたい・・・。それぐらい投手との思い出がいっぱいだ。しかし投手が投げたボールがはねて股間に当たったときの直後は・・・「捕手なんかもう絶対に嫌だ・・・」と思いたくなるのは仕方のないところ(笑)あの苦しさは表現に困る☆
朝飯 クロワッサン2個、バナナ2本
昼飯 カレー、うどん
夜飯 ごはん、みそ汁、野菜炒め(豚肉、キャベツ、モヤシ、ネギ)
朝起きたときの体重 90.2キロ☆ まぁどんどん落ちるよりかはマシあるネ^^;