昔、憧れていました☆

 昔、ある人に憧れていました。今から約10数年前、とある休日の小学校のグランドでの話です。僕は野球を始めた最初のころで、あんまり野球のおもしろさがわからないときでした。ただ、「ホームランが一番いい」ってことだけは知っていました。ストライクもボールの意味もわからないぐらい幼かったときです。で、たまたまその休日のグランドである試合をしていて石を投げながら退屈な野球を観ていました。その試合というのが僕の所属していた少年野球チーム対父兄チームの試合でした。結構、自分の所属しているチームは強豪の方だったので絶対に先輩のチームが勝つだろう、そう思って木の丸太のベンチに座って観てました。しかも相手チームが親父たちの父兄。見た目なんてそりゃまぁ「運動できるん?」みたいな。幼かった自分でも「こんなん楽勝でぇ」そう思ってました。しかし、父兄チームの攻撃でいきなり…
「ぱこーん!!!」(軟球です)
自分:「へ?」

 今まで聞いたことがないぐらい凄い音が響きわたりました。白球は瞬く間にレフト奥の学校プールに突き刺さったのです。誰も取りに行こうとしない、しかもゆっくりとベースを回る大人、これってもしかして…「ほ、ほーむらんかー!!」すぐにわかりました。今まで聞いた事のないぐらいの爆音、そしてその飛距離。ランニングホームランはもちろん見たことはありましたけど、正真正銘のホームランは生では初でした。んで、ゆっくり歩いているその大人を見てみると…。
かなり太い
しかもはげてる
「ふーふー」いって走ってる
誰なこのおっさん??と、よーく顔を見てみると…
「お、おとうさん!?」Σ( ̄ロ ̄lll)
 衝撃が走りました。親が運動してる姿なんてみたことなかった自分。しかもホームラン。「昔、わしも野球しよったんぞ」てきな感じで言ってたんですけど、僕は絶対嘘だと思ってました。相当太ってるし、しかもはげてるし。。。いやぁ、今あの時を思い出しても凄いかっこいいです。しかも次の打席ではセンターにまたホームランを打った親父。僕は嬉しすぎてそのボール自分で取りに行きました。学校近くの病院に転がってたのを今でも覚えています(知っている人は知っているあの病院です)。
親父は凄い。なんて凄い親父なんだ。いつの間にか憧れていました。「おとうさんのような打球を打ちたい」。野球の虜になっていったのはその出来事があったからだと記憶しています。
しかし今では…起きているのに、たまにズボンが垂れ下がっていてケツ丸出しで接客している親父。「後ろやけん見えんだろ」で大したことないわ的に言う親父。
半ケツ親父です。
恥ずかしすぎます。この親父に一時期憧れていた自分がバカみたいです。。。
朝飯 釜玉うどん(加ト吉冷凍うどん、卵、ダシ醤油)
昼飯 ごはん、ニラギョーザ。
夜飯 お好み焼き(豚肉、キャベツ、卵、紅ショウガ)
朝起きたときの体重 84.0キロ☆
今日使ったお金 スーパー990円☆
今日の写真(朝うどん、スーパーの買い物)



冷凍のうどんを見くびってはいけません。茹でたての麺、卵、醤油。釜玉うどんのできあがりです。



今日スーパーで買ったものです。これで約1000円。野菜をできるだけとるように心がけていますが、腐ったりして、そんなに食べてません。