自転車屋のおっちゃん☆

 先日、弟の自転車がパンクしたときの話。僕がパンク修理のために自転車屋さんまで弟の自転車を持っていきました。僕って弟想いでしょ…。の話ではありません。僕だけ手が空いてたので嫌々なんですけど持っていかされました。「弟のんやけん弟が持っていけだ!けっ!」ってな感じで…。
 その持っていった近くの自転車屋さんはほんまに「なんでこんなとこで!?」ってなぐらい静かなとこにある自転車屋さんで。ほんまにこの日記の題名(びざんのふもと)通りのとこにある、超・山のふもとにある自転車屋さん。地味なおっちゃん一人がやってる小さな自転車屋さん。そのおっちゃんの格好が白の古い伸びた小汚いTシャツに、丈の短い昔ながらのこれまた古くて色の薄いジーンズで…。はっきり言って、全然見た目かっこよくないんです。今の大企業の象徴でもあるIT企業関連(勝手なイメージ)のスーツでビシッと決めた人とは正反対の雰囲気やね…。
「ほんまにこのおっちゃんで大丈夫なんか!?」
 見た目で若干そう思ってしまいました。それでもまぁパンク修理に出した自転車を直すまで待って、その自転車に乗って家まで帰る予定だったんでおっちゃんが自転車を直すまで待つことに…。しかし、この後、僕は「ほんまにこのおっちゃんで大丈夫なんか!?」と思ってしまったことに後悔してしまったのであります…。そのおっちゃんの仕事ぶりの凄さに…。タイヤを入れ替えるというシンプルな作業だったんですけど、その一つ一つの過程を迅速に、尚且つ丁寧に行う姿に僕は「うっわ…」と口を開けたまま、その手際の良さに驚くばかりでした…。金具をはめ込んで魂を込めたようにボルトを締める姿はまさに職人芸というか、自転車に命賭けとる姿をみたというか…ほれがほんま、
超かっこええのなんのって。
 小汚い白い伸びたTシャツと丈の短いジーンズ姿のおっちゃんのその姿が、逆にもの凄いヒーローに見えたんです。間違いなく僕のヒーローに…。
 ビシっとスーツ着ていかにも「ビジネスマン」ってな感じの人ももちろんかっこいいですけど、手が真っ黒になりながら汗水垂らして働く人もほんまにかっこええなと。そのおっちゃん見てほんま心からそう思いまして。ほなけんその直してもらった自転車をね、大事に使わなあかんなと。弟に「自転車、大事に使えよ」と言うつもりです。
当の本人の僕は松山で自転車3回盗まれてるんですけどね(おい)。
ほんま困った兄貴ですわ…(おまえがいうな)。
おっちゃん、また自転車壊れたとき修理頼んます。
朝飯 家飯。
昼飯 家飯。
夜飯 家飯。
朝起きたときの体重 86.6キロ☆
今日使ったお金 無し☆
久しぶりにキャッチボールして腰が痛いです。。。